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ロケーション

かまどをはじめたわけ・1

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料理人ではないわたしにできること

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脂ギッシュなアップの顔

「まいう〜〜♪」

今日も、テレビをみれば料理番組。

「こだわりの料理」とか、
「究極の○○」、
「△%■屋・秘伝の製法」など、
ちまたには、
いろんな料理、調理法があるもんだなぁといつも感心してる 。

「上をみればきりがない」

別段、テレビで取り上げられる料理の批判をするつもりではない。

ただ、材料も調理方法も、ただ一心に「おいしさ」を追求すれば、
際限なくエスカレートしていくということ。

最高の素材を追い求めていけば、
熱帯のジャングルから極北の地、
陽光届かぬ海の底からチベットヒマラヤの高地まで、
おそらく、
まだまだわたしたちの知らないものがあるに違いない。

調理方法も、
うまみをきわめるには、
余分な部位を削り落とし、
あるいは煮詰めたり、数年寝かせたり、
これからも世界の料理人さんたちが、
びっくりするような方法を考え出すにちがいない。

こうした、「究極の道」をきわめるのは、
本職の料理人さんに任せておこう。

しろうとがまねしても、
もったいない。

わたしは、……しろうとです。

したがって、テレビでやるような、
「味をきわめる」系のワザは持ち合わせません。

 

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「ものまね」OK!

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それは、素朴な疑問から始まった。

「パンはどうやってできるんだろう?」

わたしは、調理についての専門の教育を受けた人間ではない。
だから、おいしいものに出会っても、
どうやって作るのかはわからない。
ただ、
「どうやってこの料理はできてるんだろう?」
という、素朴な疑問をスタート地点に、
あれこれ考えては、ためすのである。

なので、わたしの料理は、
正しく言うと「ものまね料理」である。

そんなわたしが、
とあるキャンプ場の野外体験教室のインストラクターになったのは、
いまから10年近く前のこと。

資金力がなくて、設備がとぼしかったのもあるが、
野外料理「教室」といっても、たいしたことができそうになかった。

そこで材料費や新設の費用もかからず、
だれでもできそうで、
でも、できないもの (←すぐできちゃうものは、体験教室を受講する必要がない)
ということで、パン焼きを選んだ。

と、言っても、
わたしはしろうと。

さいわい、おふくろがパン焼きの講師めいたことをやっていたので、
指導を仰ぐことができた。

パン焼きの製法は、コピーすることはできた。

しかし、家庭の台所で使う調理器具を、
アウトドアで使うわけにはいかない。
電気はないし、ガスもない。

どうしましょ??

でも、それは考えよう。

そもそも、古代ギリシャ(もっと昔)の昔からパン焼きはされてたんだから、
電気、ガスがなくたって、パンはできるハズ!

かくて、キャンプ場でのパン焼き教室が始まった!


 

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